足のニオイ対策として、WILL CLENS(ウィルクレンズ)の足消臭ソープを使っています。同ブランドのシューズパウダーと併用しており、この組み合わせで大きな変化を感じています。

2026年7月1日から、毎日の入浴時に使用。この記事は1か月使った時点での感想です。長期使用のレビューではないので、その前提で読んでください。

先に言っておくと、この製品はシューズパウダーとは製品としての区分が違います。そこがこの記事の要点のひとつです。

※本記事は楽天市場の公式ショップで自費購入した製品のレビューです。メーカーからの提供や依頼は受けていません。なお当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。

結論:1か月使った時点での評価

  • パウダーとの併用で、足まわりのニオイに大きな変化を感じている
  • 使用感は黒い石けん、香りは強くない。もこもこの泡は立たないが、指の間を丁寧に洗ううちにクリーミーな泡になる
  • メーカーは足用ブラシを推奨しているが、使わなくても実感はある
  • 惜しい点は容器が倒れやすいこと

パウダーとの決定的な違いは「区分」

同じブランドの製品ですが、法律上の扱いが違います。ここを知っておくと、併用の意味が理解しやすくなります。

シューズパウダー 足消臭ソープ(本記事)
区分 雑貨 医薬部外品
有効成分 なし(雑貨のため) イソプロピルメチルフェノール
グリチルリチン酸ジカリウム
対象 靴の中 足そのもの
内容量 55g 80g

雑貨は効能効果をうたえる製品ではありません。一方医薬部外品は、承認された有効成分を配合し、その範囲で効能を表示できます。

前回のパウダーのレビューで、私は「ソープを併用しているので効果を切り分けられない」と正直に書きました。その答えの一端がここにあります。有効成分が入っているのはソープ側です。2つを併用して効果を感じている場合、その一部は医薬部外品であるこちらが担っていると考えるのが自然です。

製品の基本情報

項目 内容
商品名 ウィルクレンズ 足消臭ソープ
区分 医薬部外品
内容量 80g
有効成分 イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分 BG、柿タンニン、グリセリン、ステアリン酸、茶エキス-1、チンピエキス、ティーツリーオイル、レモングラス抽出液、ローズマリーエキス、ヨモギエキス、紅茶エキス、薬用炭 ほか
使用方法 2〜3gを両手で泡立て、指の間・爪の隙間に染み込ませるように洗う。足用ブラシの使用を推奨。泡が残らないよう洗い流す
生産国 日本
メーカー アップスクリプト合同会社
価格
(楽天市場の公式ショップ/2026年8月時点)
通常購入 2,480円(送料無料)
定期購入 初回 1,780円/2回目以降 1,860円(送料無料)

価格体系はシューズパウダーとまったく同じでした。

成分を読むと、使用感の理由が分かる

この石けんは見た目が黒いのですが、成分表を見ると理由がはっきりします。薬用炭が配合されているためです。炭は昔から吸着の素材として使われてきたもので、黒さは着色ではなく中身そのものというわけです。

ほかにもニオイ対策として筋の通った素材が並んでいます。

  • 柿タンニン——消臭の素材として知られる成分
  • 茶エキス・紅茶エキス——同じくポリフェノール系
  • グリチルリチン酸ジカリウム——有効成分のひとつ。肌への配慮
  • ティーツリーオイル、レモングラス抽出液、ローズマリーエキス——精油系(後述の注意点に関わります)

「使ってみた感触」と「成分表」が一致しているのは、製品を評価するうえで安心材料になります。

実際の使い方と使用感

公式の使用方法は、2〜3gを両手で泡立て、指の間・爪の隙間に染み込ませるように洗うというものです。足用ブラシの使用も勧められています。

私は毎日の入浴時に、手で直接洗っています。ブラシもタオルも使っていません。

泡立ちは控えめ。でも洗い方でクリーミーになる

使い始めて意外だったのが泡立ちです。ボディソープのようなもこもこの泡にはなりません。最初は「これで足りるのか」と思いました。

ただ、足の指の間を丁寧に手で洗っていると、次第にクリーミーな泡に変わっていきます。勢いよく泡立てるのではなく、時間をかけて洗ううちに立ってくる、という感じです。結果的に、指の間をゆっくり洗う習慣がつきました。

これは製品の狙いとも合っているように思います。足と靴のニオイの原因と対策で書いたとおり、足の菌がいちばん多いのはつま先と指の間です。花王とライオンがそれぞれ別の研究で同じ方向の結果を出しています。公式の使用方法が「指の間・爪の隙間」を名指ししているのは、理屈に合っています。

香りは強くない

精油が3種類入っているので何かしら香りますが、気になるほどではありません。浴室に香りが残るようなこともなく、香りで隠すタイプの製品ではないという印象です。

よかった点

1. パウダーとの併用で変化を実感した

これが最大の理由です。ソープ単独で使い始めたわけではないので厳密な比較ではありませんが、足を洗う工程と靴の中の環境、両方に手を打ったことで手応えがありました。

2. ブラシがなくても実感できた

メーカーは足用ブラシの使用を勧めていますし、以前ブラシを使ったこともあります。ただブラシなしの手洗いでも変化は感じました。道具を増やさずに始められるのは、続けやすさの面で利点だと思います。

ただしこれはメーカー推奨とは違う使い方なので、その前提で受け取ってください。ブラシを併用したほうが角質へのアプローチはしやすいはずです。

3. 香りでごまかさない

強い香料で覆うタイプではないので、ニオイと香りが混ざった不快な状態になりません。この点はパウダーと共通しています。

惜しい点

1. 容器が倒れやすい

いちばん気になったのはここです。浴室という濡れた場所で毎日使うものなので、安定して置けないのは地味にストレスになります。棚の縁や狭い場所には置きにくく、置き場所を選びます。

中身の品質とは関係のない話ですが、毎日使うものだからこそ、こういう部分は効いてきます。

2. 泡立ちに慣れが必要

前述のとおり、最初はほとんど泡が立ちません。「泡立たない=不良品」と誤解して使うのをやめてしまう人がいそうだと感じました。丁寧に洗っていれば立ってくるので、最初の数回は焦らないことです。

3. 容量は大きくない

80gという容量は、詰め替えや大容量の設定がありません。販売ページのレビューにも「もう少しお得用サイズがあると助かる」という声がありました。気に入って長く使う場合、まとめ買いの選択肢が少ないのは惜しいところです。

1本の持ちと、併用したときの費用

ここは推測せず、実際の状況だけ書きます。

7月1日から毎日使って1か月、まだ1本目で半分以上残っています。この調子なら1人・毎日の使用で2か月以上はもつ見込みです(まだ使い切っていないので断定はできません)。

この前提で、パウダーと併用した場合の費用を整理します。

1本の持ち(1人・毎日) 月あたり(定期1,860円で計算)
足消臭ソープ(80g) 2か月以上の見込み 約930円以下
シューズパウダー(55g) 約2か月 約930円
2つ併用の合計 約1,860円(年間約22,000円)

「足のニオイ対策に月2,000円弱」——この金額をどう見るかが判断の分かれ目だと思います。数百円の重曹と比べれば高いですが、毎日の習慣として組み込むコストとしては現実的な範囲ではないでしょうか。

パウダーとの併用は、理屈のうえでも噛み合っている

2つを併用して効果を感じている理由を、靴の消臭に重曹は効くかで使った枠組みで整理してみます。足のニオイ対策は、次の4系統に分けられます。

系統 狙い 担当
A 水分を断つ シューズパウダー(吸湿)
B 菌のエサ(皮脂・角質)を断つ 足消臭ソープ
C 菌を減らす 足消臭ソープ(医薬部外品)
D できたニオイを中和する シューズパウダー

ソープは「発生源である足」を、パウダーは「発生する環境である靴の中」を担当している——役割が重なっていません。だから足し算になるのだと思います。

逆に言えば、どちらか一方だけでは片側しか対処できないということでもあります。予算の都合で1つだけ選ぶなら、まずは発生源である足のほうからが筋が通っていると思います。

【注意】猫がいる家庭は成分を確認してください

この製品にはティーツリーオイル、レモングラス抽出液、ローズマリーエキスといった精油系の成分が入っています。

ペットのトイレのニオイ対策で扱ったとおり、アニコム損保の「みんなのどうぶつ病気大百科」は、猫は解毒に関係する酵素を一部合成できないため精油の成分を十分に代謝できず、中毒を起こす可能性が高いと説明しています。とくにティーツリーは猫に対して注意が必要な精油としてよく挙げられるものです。

ただし、この製品は洗い流して使うものなので、靴に残るパウダーよりは条件が緩やかです。それでも猫と暮らしているなら、使用後は泡をしっかり流し、浴室に猫を入れない、石けん本体を猫の届かない場所に置くといった配慮をしておくと安心です。

✍️ ひとこと

使っていて不思議だったのが「なぜ黒いのか」でしたが、成分表を見たら薬用炭でした。使用感の理由が原材料に書いてある、というのは当たり前のようでいて、確認してみると納得感が違います。

泡立たないことに戸惑って、指の間をゆっくり洗うようになった——結果としてそれがいちばん効く洗い方でした。製品の使い勝手が、正しい習慣を連れてくることもあるようです。

— ニオラボ編集室

よくある質問

泡立たないのですが、不良品ですか?

私の場合も、最初はほとんど泡が立ちませんでした。足の指の間を丁寧に手洗いしていると、次第にクリーミーな泡になります。勢いよく泡立てるより、時間をかけて洗うほうが向いている製品だと感じています。それでも気になる場合は販売元に問い合わせてください。

足用ブラシは必要ですか?

メーカーは推奨しています。私はブラシなしの手洗いですが、それでも変化は感じました。まずは手洗いで始めて、物足りなければブラシを足すという順序でよいと思います。ただしこすりすぎは逆効果です。角質を取りすぎると皮膚を守る機能が落ちるので、力を入れないでください。

黒い石けんですが、浴室が汚れませんか?

私の使い方では気になっていません。ただし置き場所に色移りが起きる可能性はゼロではないので、白い素材の棚に直置きするより、石けん置きを使うほうが無難だと思います。容器が倒れやすいという点でも、安定する場所に置くことをおすすめします。

顔や体にも使えますか?

足用として販売されている製品です。表示された用途に従ってください。肌が弱い方は、使う前に目立たない部分で試すことをおすすめします。異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科にご相談ください。

返金保証はありますか?

販売ページには「30日間全額返金保証」の記載があります(2026年8月時点)。効果の感じ方には個人差があるので、こうした制度があるのは試しやすさにつながります。適用条件は購入前に販売ページで確認してください。

パウダーとのセット販売はありますか?

同じショップで、パウダー・ソープ・クリームの3個セットも販売されています(2026年8月時点で6,440円)。単品を3つ買うより割安になる計算ですが、クリームは私が使っていない製品なので評価できません。まずは単品で自分に合うか確かめてからのほうが確実だと思います。

まとめ

  • パウダーとは区分が違い、こちらは医薬部外品。有効成分としてイソプロピルメチルフェノールとグリチルリチン酸ジカリウムが配合されている
  • 黒い色は薬用炭。柿タンニンや茶エキスなど、ニオイ対策として筋の通った配合
  • 泡立ちは控えめ。ただし指の間を丁寧に洗ううちにクリーミーになる。菌がいちばん多いのは指の間なので、洗い方としては理にかなっている
  • 惜しい点は容器が倒れやすいこと。毎日浴室で使うものなので地味に効く
  • 1人・毎日で1本2か月以上もつ見込み(1か月使って半分以上残っている)。パウダーと併用しても月あたり約1,860円
  • 役割が重なっていないので併用は噛み合う。1つだけ選ぶなら発生源である足のほうから

まだ1か月なので長期の評価はできませんが、足を洗うという毎日の工程を置き換えるだけという手軽さは、続けやすさの面で大きいと感じています。

購入先・参考情報

本記事は自費購入した製品の個人的な感想です。効果の感じ方には個人差があり、特定の効能効果を保証するものではありません。製品の仕様・価格は記事作成時点のものです。最新の情報は販売ページをご確認ください。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、医師にご相談ください。